お金・契約 · 約7分
家具・家電と引越し代、どこから予算を決める?最初に買う物の選び方
部屋が決まった後の買い物で予算を使い切らないために。初日に必要な物、後から選ぶ物、配送や設置の費用を整理する方法です。

家具や家電は「初日から必要」「生活を見てから」「今は買わない」に分け、商品代だけでなく配送・設置・引越し代も予算へ入れましょう。大きな物は新居の寸法と運び込む経路を確認してから選ぶと、買い直しや追加費用を減らしやすくなります。
新生活の買い物は、完成形から始めなくていい
部屋が決まると、好きな家具で一気に整えたくなりますよね。ただ、住んでみないと分からない使い方もあります。最初は眠る、着替える、洗う、食べる、連絡するために必要な物を優先し、飾りや大きな収納は生活を見てから選ぶ方法があります。
「初日から必要」「1カ月ほど暮らして考える」「今は買わない」の三つに分けてみましょう。全員に同じ必需品があるわけではありません。料理をする頻度、洗濯の方法、仕事の荷物に合わせ、自分に必要な物から考えると、見た目だけで予算を使い切ることを避けやすくなります。
付いている設備と、持っている物を先に確認
エアコン、照明、コンロなどが部屋に付いているかを、募集情報と内見で確認します。付いていても、契約上の設備か、前の人が残した物かは聞いておきましょう。修理や交換の扱いを知らずに、自分で買い替える予定を立てないことが大切です。
今ある物や実家から持てる物も一覧にします。使い続けられる寝具があるなら、新しいベッドは後で決めてもよいかもしれません。反対にカーテンの寸法が合わなければ、新居用が必要です。「持っているから費用ゼロ」と決めず、運ぶ費用や新しい部屋で使えるかまで見てください。
冷蔵庫や洗濯機は、置く場所までの道も測る
商品の幅だけでなく、設置に必要な周囲の空間、扉が開く方向、コンセントや水道の位置を確認します。洗濯機置場なら、防水パンという水を受ける台の寸法も見ます。必要な空き寸法は商品ごとに違うため、販売店やメーカーの案内と照らし合わせましょう。
玄関、廊下の曲がり角、階段、エレベーターを通れるかも重要です。部屋の中に置ける大きさでも、途中で入らないことがあります。内見で測れなかった部分は担当者に確認し、大きな家具は搬入条件が分かってから注文してください。配送できなかった場合の費用も購入前に聞いておきます。
値札の横に、配送・設置などの費用を足す
同じ価格に見える家電でも、配送や設置が含まれるかで合計が変わります。階段の作業、部品、古い物の回収など、必要な作業が別料金かを確認しましょう。中古品や譲り受ける物の場合も、動作、付属品、運搬方法、保証の有無を確かめると比較しやすくなります。
金額に差が小さくても、受取りに一日待つ必要があるのか、時間帯を選べるのかで生活の負担は違います。夜の勤務前後の予定と合わせて、配送日を無理なく確保できるかも考えましょう。費用の節約と、自分の時間の使い方を一緒に比較できます。
架空の予算例として、商品代6万円、配送・設置1万円、引越し便4万円なら、合計11万円です。商品代だけを見て「6万円で準備できる」とは数えません。実際の相場を示す例ではないため、自分の見積りに置き換え、予算を超えたら購入を後へ回せる物を選びましょう。
引越し便は、同じ荷物と作業内容で比べる
見積りを頼む前に、家具、家電、段ボールのおおよその数、階段の有無などを整理します。オンラインで見積りを取る場合も、写真や寸法など必要な情報を確認して伝えましょう。伝えた荷物より増えた場合や、大きさが違った場合にどう扱われるかも聞きます。
安い合計だけで選ばず、梱包は誰がするか、洗濯機などの取外し・設置が含まれるか、追加作業と日程変更の料金を見ます。国民生活センターも、引越しの見積書や契約条件を事前に確認するよう案内しています。段ボールを先にもらう場合は、契約しなかったときの返却条件も確認してください。
今日の一歩は、初日の箱と買い物上限を決める
寝具、カーテン、タオル、充電器など、自分が初日に使う物を一つのリストへまとめます。それ以外の買い物は、家具・家電の予算から配送などを引いた残りで考えましょう。配送日は、鍵を受け取れることと在宅できる時間が決まってから調整すると行き違いを防ぎやすくなります。
段ボールが多いと、引越し当日に必要な物を探すだけでも時間がかかります。初日の箱には目印を付け、引越し便で運ぶ物と自分で持つ物を分けておきましょう。貴重品や仕事に必要な小物など、手元で管理したい物も前日に確認しておきます。
HITへの相談例は「家具家電の予算も残したいので、付いている設備と洗濯機置場の寸法を確認したいです」。部屋の契約費用と、暮らしを整える費用を分けて考えてください。最初から完成した部屋を目指さず、住みながら必要な物を足す計画でも新生活を始められます。
- 01買う順番を分ける
初日用と後回しにできる物を区別する。
- 02寸法と費用を確認
部屋の広さだけでなく配送・設置条件も見る。
- 03見積りを並べる
荷物と作業内容をそろえて引越し便を比較。
この記事のよくある質問
家具付き物件のほうが、必ず安く済みますか?
毎月の家賃や付いている物、交換・故障時の扱いによります。自分で用意する場合の配送などを含む費用と、住む予定の期間で比較しましょう。
引越し見積りの段ボールは、先にもらってよいですか?
もらう前に、契約しない場合や取り消す場合の返却方法と費用を確認してください。資材を受け取る条件が分かってから判断しましょう。
安い家具を見つけたので、部屋が決まる前に買ってもよいですか?
大きな物は、室内と搬入経路の寸法が決まってからが考えやすくなります。返品や配送日の変更条件も確認し、置けない場合の負担を避けましょう。
もっと詳しく知りたいときは
更新日:2026年10月11日。必要な書類や費用、借りられる条件は、お部屋によって違います。この記事を目安に、気になるお部屋の条件を担当者と確認してください。


